ダウンと化繊の寝袋(シュラフ)の洗濯方法

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寝袋の洗濯方法に関しては、閲覧者が非常に多く一部の情報が古くなっていたため、2016年3月に内容を更新しました。

 

寝袋(シュラフ)は洗濯できます

キャンプや登山などアウトドアを始めて間もない方の中には「寝袋って洗濯できるのだろうか?」と疑問を持つ方も少なくありません。

結論から言うと、中綿が化学繊維(だいたいポリエステル)でもダウンでも自分で洗濯できます。

ただし、明らかに化繊よりダウンの寝袋の方が洗濯の手間がかかります。

 

寝袋(シュラフ)を洗濯するタイミング

実際にフィールドで使っていると、だんだんと寝袋が汚れていきます。

自宅の布団であれば、布団カバーに入れてあるので、よほどの汚れでもなければカバーのみの洗濯で終えると思いますが、アウトドア用の寝袋の多くはカバーが無いため本体そのものが汚れていきます。

一般的には”使用回数が30~50回ぐらいを目安に寝袋を洗濯すると言われていますが、その汚れの内容によってすぐに洗濯するか、そのうちでも良いのか変わってくると思います。

すぐに洗濯した方が良い汚れは、食べ物や飲み物(甘いジュースなど)の付着で、そのまま放置して収納袋にいれて長期間押入れで保管していると、カビが発生して寝袋を痛めてしまう・・・というよりカビ臭くて使い物にならなくなってしまう可能性があります。その場合はできるだけすぐに洗濯するのが良いでしょう。

その他に、汗や皮脂、唾液による汚れがありますが、暑い夏は、寝るときの服装が半袖や短パンだったりするため直接寝袋の生地と肌が触れて多量の汗が付着するため汚れるのが早いです。

後は登山の縦走ですね。だいたい登山中は入浴できませんから、汗や皮脂がしみこんだ服を着たまま寝るためあっという間に寝袋が汚れます。特に、数日間洗っていない首周りや頭・髪の毛と触れる寝袋のフード部分は、すぐに臭いがつきます。

寝袋を洗濯するのは多少面倒ですが、次に使った時に外の空気は綺麗で気持ちいいけど寝袋に包まるとなんだか汗臭い・・・とならないよう汚れ具合に応じて洗濯し、快適に使えるようにメンテナンスするのがおすすめです(^^)

 

寝袋(シュラフ)の洗濯方法

寝袋の洗濯方法は、中綿がダウンか化学繊維(化繊)かで異なります。

化繊の場合は、あまり細かいことを気にせずジャブジャブ洗えますが、ダウンの場合はいろいろあります。

以下、ダウンの洗濯に関する情報が多いので、化繊の洗濯についてのみ知りたい方は、読み飛ばしてください。

⇒ 化繊の寝袋の洗濯方法はこちら

 

ダウンの寝袋(シュラフ)の洗濯

下手に洗ってぺったんこになったらどうしよう!と不安になるのがダウンの寝袋の洗濯です。

なぜなら、ダウンの寝袋は高級品で、使用可能年数も大事に使えば約10年と言われています。

自分で洗濯する自信がない、面倒という方は、クリーニングに出すのも良いですが、それなりの料金(3、4千円程度)と長期間預けることになります。(クリーニングについてはこちら

寝袋の使用頻度の高い方は、自分で洗濯するのがベストです。

 

ダウン寝袋の洗濯に使うのは、ダウン用洗剤?それとも家庭の中性洗剤?

ダウンの寝袋の洗濯で使用する洗剤については、大手の寝袋・シュラフメーカーでも表現が異なります。

各メーカーのホームページやカタログに掲載されている内容を抜粋してみました。

 

○モンベル

一般の家庭用洗剤はダウンの天然油分を奪い、保温性を低下させてしまいます。ダウン製品専用の洗剤を使用ください。

 

○イスカ

目立った汚れが無いようでしたら、頻繁に洗濯することは、むしろダウンの劣化にもつながり、あまりおすすめできません。汚れが目立ってきたり、局部的な汚れがあった場合には、部分洗いをまず検討してください。

全体を洗う場合には、「中性洗剤」などのマイルドな洗剤を使用してご家庭でも洗濯可能です。その場合には、しっかりとすすいで、十分時間をかけた乾燥を心がけてください。

ダウンに湿気が残っていたり、すすぎが不十分だと、湿気を持ったときに洗剤の臭いを感じることがあります。

クリーニング業者に依頼される場合は、ダウンジャケットなどの十分な実績がある業者にご相談されることをおすすめします。

羽毛をドライクリ-ニングすると、落とす必要のない天然の脂分まで落としてしまうと言われていて、羽毛本体にとっては、中性洗剤を使った水洗いの方が適しています。寝袋(特にダウンモデル)にとっては、生地へのダメ-ジ(シワや縮みなど)の少なさを重視すればドライクリ-ニングの方が適しており、生地表面やダウンに染み付いた、汗などの水溶性の汚れ落としのためには、水洗いの方がより効果的ということになります。弊社のクリ-ニングサ-ビスでは、保温材そのものの洗浄と、そのカサ高性の回復を優先事項とし、水洗いを採用しています。

 

○ナンガ

毎回洗う必要はないですが、汚れたら洗う方がシュラフのため、そして、あなたのためになります。洗剤は羽毛専用をわざわざ買わなくても、いつもの液体中性洗剤で全く問題はありません。

モンベル、イスカ、ナンガは、山岳用寝袋・シュラフメーカーとして創業数十年のメーカーですが、どの洗剤を使ったらよいか表現が異なっていて、モンベルはダウン製品専用洗剤、イスカは中性洗剤、ナンガも液体の中性洗剤を使って洗ってください、となっています。因みに、モンベルで紹介しているダウン製品専用洗剤は中性洗剤です。

実は、私もこの情報に困って数年前(たぶんこのページを作った2011年?)にイスカに電話で「ダウンの寝袋を洗濯するとき家庭で使っている中性洗剤で問題ないのでしょうか?」と問い合わせてみたことがあります。担当者の方から「問題ありません。ただし、通常使うよりもかなり薄めて使ってください。普通の中性洗剤に書かれている水と洗剤の割合だと濃すぎます。」と回答を頂きました。

 

落とす必要のないダウンの天然油分って何?

モンベルとイスカが気にしているダウンの天然油分とは、そのダウンを抱えていた鳥自身の油分で、ダウンの羽が綺麗に広がるのに必要と言われています。

ダウン

ダウン

ダウンのダウンボールを拡大してみてみると、羽の先に羽が広がっています。綺麗に羽が広がることにより空気を流動しにくい空気(デッドエア)を抱えて高い断熱力生み出し、温かいとなります。

ダウンの羽に適度な天然油分が付着していることにより羽と羽が引っかからずに広がり、油分がなくなると潤滑油がなくなるため羽同士が絡み合って綺麗に広がりにくくなるそうです。(人間の髪を洗浄力の強い洗剤で洗うと髪の毛同士が引っかかってバサバサになるのと同じです)

 

洗剤は何を使えばよいの?

間違いないのは、ダウン用洗剤を使うことです。ダウン用洗剤は、一般的な中性洗剤より洗浄力が弱く作られていて、できるだけダウンの天然油分を落とさないようになっています。当然、ダウン洗濯用に作られているのですから、説明書通り使えばダウンの膨らみも保障されているといっても良いでしょう。

わざわざダウン用洗剤を買うのは面倒、という方は液体の中性洗剤を薄めて使ってみるのも良いかもしれません。因みに私も試しに、自宅で普段使っている液体の中性洗剤を非常に薄めで厳冬期用のダウン寝袋を洗ったことありますが、まあ問題なく膨らみました。ただし、家庭用の中性洗剤は人間の皮脂汚れ用に作られていますし、成分もメーカーによりさまざまです。通常よりも薄めて使うといってもどの程度薄めればよいか明確でないため、使った後どうなるかは自己責任となります。

避けたほうが良いのが、粉の洗剤です。寝袋内に洗剤が残ってしまう可能性があるので粉の洗剤は避けましょう。

かなり記事が長くなりましたが、一度落ちてしまったダウンの天然油分は元に戻りませんので、洗剤をどうするかはよくよく検討されることをおすすめします。

 

おすすめのダウン用洗剤

ダウンの寝袋を含むダウン製品の洗濯用洗剤として、非常に人気で実績のある洗剤は、イギリスのNIKWAXの洗剤です。

NIKWAXの製品は、製品の性能が高いのはもちろんのこと、有害な化学物質を使用せず地球環境へのインパクトを最小限におさえているため、世界的な評価が高いです。

以前は、ダウン用洗剤として、LOFT ダウンウォッシュ という洗剤を販売していました。

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大手通販サイトでも非常に人気が高く、私が確認した時点でamazonのカスタマーレビューが120件で4.4という高評価でした。

2015年に、このダウン用洗剤がさらに進化した”ダウンウォッシュ ダイレクト”となり、通常のダウンだけでなく、撥水ダウンも洗浄できるようになりました。

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寝袋での撥水ダウンの利用はまだまだ少ないですが、ダウンジャケットでは良く使われるようになりました。

この新しく発売された洗剤は、機能性と持続性が評価され、世界的にも権威あるOutdoor Industry Award 2015 を受賞しています。

ニクワックス ダウンウォッシュ ダイレクト(NIKWAX Down Wash Direct)

 

ニクワックス ダウンウォッシュ ダイレクト(NIKWAX Down Wash Direct)
出典:http://goo.gl/glixyy

まだ商品が切り替わったばかりなので、旧商品の LOFT ダウンウォッシュ と ダウンウォッシュ ダイレクト が販売されていますが、たぶん旧商品は在庫限りとなります。

 

⇒  旧商品の 「LOFT ダウンウォッシュ」 の口コミと実売価格(amazon)

⇒  新商品の 「ダウンウォッシュ ダイレクト」 の口コミと実売価格(amazon)

(旧商品の方が少し価格が安いようです)

 

ダウンの寝袋を洗濯する前に

実は、ダウンの寝袋の洗濯を洗浄から乾燥までコインランドリーで全て済ませるのが早く、楽に、しかも綺麗に仕上がります。

どんな寝袋でもあらえるような大型の洗濯機もあるし、乾燥機もあります。

しかし、最近のコインランドリーは、洗剤や柔軟剤が自動投入されてしまう洗濯機が増えています。

コインランドリー

コインランドリー

洗剤を自動投入しない という設定ボタンがなく、強制でコインランドリーが用意した詳細不明の洗剤が投入されてしまいます。

手持ちのダウン用洗剤を持っていても使えないですし、洗剤薄めでという設定もできないようです。

昔ながらのコインランドリーでは、洗剤を自分で用意して入れる洗濯機もありますが、そういう場所も最近はあまり見かけなくなりました。

 

それでは、自宅の洗濯機で洗おうか、と考える方も多いと思いますが、自宅の洗濯機が縦型かドラム式のどちらでしょうか?

実は、縦型の洗濯機では、ダウンの寝袋はきちんと洗えません。理由は、昨今のダウンの寝袋の生地は撥水加工されていたり、羽抜けしないように繊維が詰まっているため寝袋内になかなか水が浸透せず寝袋内の空気がなかなか抜けないため、水の上にプカプカと浮いてしまうからです。洗濯機が動いてもただ水の上に浮いたままでほとんど洗えません。

そのため、ダウンの寝袋を洗濯機で洗う場合は、ドラム式のみになります。ドラム式の場合は上下左右にグルグルまわるため、寝袋をしっかり洗うことができます。

ただし注意点として、薄い夏用ダウンなら洗えると思いますが、ダウン量の多い冬用の寝袋だとボリュームがすごいので洗濯機に入れたら容量一杯になってしまい洗えないかもしれません。自宅のドラム式洗濯機に寝袋を入れてみて確認してみましょう。もし大丈夫なら、できれば大きな洗濯ネットに入れて洗い、寝袋が痛まないように配慮することをおすすめします。

 

ダウンの寝袋の洗濯手順

最近のコインランドリーは洗剤や柔軟剤が自動投入されてしまいますし、調べてみると自宅のドラム式洗濯機の普及率もそれほど高くないようです。

そのため、ここでは誰でも洗濯できる手順をご紹介したいと思います。

 

1. 浴槽か、大きな洗いおけに水(ぬるま湯)を張る

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  • 洗いおけより、給水・排水が手軽にできる浴槽がおすすめです。
  • 冷水を入れると、手や足で押し洗いするとき冷たくてやってられなくなるので、30℃くらいのぬるま湯が良いです。
  • お風呂には目盛りが無いため、水の量がわからなくなり洗剤の入れる量がわからなくなりますので、バケツに移しながら測るか、自動お湯張り機能付きの場合はそれで入れると水量がわかります。

2.ダウン用洗剤、もしくはごく薄く中性洗剤を入れたあと、寝袋を浸す

ダウン用洗剤、もしくはごく薄く中性洗剤を入れたあと、寝袋を浸します。

  • ジッパーをきちんと閉めた方が生地を痛めにくいです。(写真は開けちゃってますが 笑)
  • 因みに写真は厳冬期用の寝袋なので嵩がすごいですが、夏用や3シーズン用だとこの半分以下です。

 

3.洗い

洗いとすすぎ

  • 足で優しく踏み洗い・押し洗いします。浴槽は深さがあるため、手洗いは困難です。
  • 揉み洗いや絞り洗いは糸切れや破損の原因となりますので絶対にしないでください。 
  • なかなか生地内に水が浸透して空気が抜けていきませんが、辛抱図良く踏み洗いしてください。
  • 徐々に汚れがでてきて水が濁ってきます。

徐々に汚れがでてきて水が濁ってきます。

4.何度もすすぎ

水が濁らなくなるまで十分にすすぎを繰り返します。

  • 水が濁らなくなるまで十分にすすぎを繰り返します。
  • ある程度の羽抜けは仕方ありません。

 

5.脱水

洗濯機の洗濯層に這わせるようにぐるっと巻いて脱水

  • 最後に、洗濯機の洗濯層に這わせるようにぐるっと巻いて加重を分散させて脱水します。これ以外の方法で適当に入れて脱水すると洗濯機がガタンガタンいってエラーになったり、故障の原因になります。
  • 洗濯機まで運ぶ時、お風呂場と洗濯機の間がべちゃべちゃに濡れないよう、タオル敷いとくとか、大き目の桶に入れて運ぶなど工夫が必要です。
  • 洗濯機でうまく脱水できない場合は、上から押さえるようにして水分を押し出したあと、最後に、バスタオルに挟んで押し出し、水分を吸い取ります。

 

6.乾燥

乾燥

  • 乾燥は近くのコインランドリーの大型乾燥機を使うのが便利でおすすめです。
  • 自然乾燥は、乾燥後のほぐし作業が多く、乾きが遅いと生乾きの臭いがでてくるため、あまりおすすめしません。
  • 脱水後の湿った寝袋を車などでコインランドリーまで運ぶ際、大きなゴミ袋に入れると濡れ移りしないのでおすすめです。
  • ジッパーを完全に空けて乾燥器に入れましょう。
  • 乾燥機の温度設定は生地とダウンを痛めないよう”低温”に設定しましょう。
  • ダウン量によって乾燥時間が大きく異なります。夏用の寝袋なら10~20分程度で終わると思いますが、厳冬期用の寝袋だと30分~40分程度かかります。1コインごとに乾燥具合を確認して判断しましょう。寝袋のダウンをあちこち握って、玉になって纏まっているダウンが無いか、内部が湿っていないか確認しましょう。この確認は、ダウン量の多い厳冬期用の寝袋だとかなり慎重にみましょう。湿気が残っているとカビや性能低下の原因になります。

 

7.ダウンの偏りをほぐす・散らす

ダウンの寝袋は、ほとんどがボックス構造になっていて、勝手にダウンがあちこち移動しないように、ある単位で部屋のように仕切られています。

寝袋の場合、一般的なダウンジャケットなどに比べて、そのボックスが大きいため、洗濯後に偏りがでやすいです。

それは、洗濯によってダウンを濡らすといくつものダウンがくっついてギュッと寄り集まって塊になり、塊の状態から乾燥により広がるため、ボックス内でダウンの塊があった場所はダウンが厚くなり、それ以外の部分は薄かったり全くいなかったりする現象が起きます。

特に、夏用の寝袋など元々ダウン封入量が少ないものは、コールドスポット(表生地と裏生地の間にダウンが無かったり、少なかったりして保温力が低下している場所)ができやすいです。

その他にも、ジッパーと並走してある冷気侵入防止用の細長いダウンチューブ、肩周りを締めるときに使うダウンチューブは、チューブ内で仕切りが無かったりするため、洗濯後にだいたい偏りがでます。

自然乾燥に比べて乾燥器で乾燥させた場合、乾燥中に寝袋がバタンバタン叩きつけられるのでダウンがボックス内に均等に広がりやすいのですが、それでも完全にとはいきません。

乾燥後は、全体的に寝袋を触って、ダウンの偏りをほぐしたり、ボックス内で散らしたりして、本来の性能が発揮できるようメンテナンスすることをおすすめします(^^)

 
 

化繊(化学繊維)の寝袋の洗濯

化繊の洗濯は、正直ダウンに比べてずっと楽です。

まずは、化繊の寝袋について詳しく解説したいとおもいます。

 

化繊の寝袋で使われている素材って何?

化繊の寝袋で使われている素材は、ほとんどが生地にナイロンかポリエステル、中綿にポリエステル(中空ポリエステル等)が使われています。

一部、キャンプ用のこだわりの寝袋の中には、肌ざわりと吸汗性能を上げるため、生地に綿が混ざっているものもあります。

ナイロン、ポリエステル、綿は、どれも気軽に洗濯できる素材です。

 

どうしてダウンに比べて楽なの?

市販されているほどんどの化繊の寝袋の中綿は、ポリエステルの糸を複雑に絡み合わせてフェルト状にしたものが使われています。これを所望の断熱力が発揮されるよう表地と裏生地に縫い付けてあります。ダウンの寝袋の場合は、生地に穴が開くとそこからダウンが飛び出してくるため、生地が傷まないよう注意を払いながら洗濯します。しかし、化繊の寝袋の場合は、たとえ生地が少し裂けても中の白い中綿が見えるだけで、そのまま使ったとしても寝袋として大きな支障がありません。

また、生地のある区画内であちこち移動するダウンと違い、化繊は中綿がある単位で縫い付けてあってしっかり固定されているため、洗濯後でも型崩れしにくく、洗濯前と同等の断熱力になりやすいです。

他にも、ダウンの寝袋で使われている生地は、撥水加工がされていたり、ダウンが羽抜けしないように高密度織りの生地が使われているため、洗濯時に水がなかなか染みていかったりしますが、それに比べると化繊で使われる生地は大雑把で水が浸透しやすい傾向があります。

使われている素材がナイロン、ポリエステルとほとんど保水しない繊維のため、脱水後の乾燥時間が短いのも洗濯が楽な理由です。(ただし、生地に綿が使われている場合、綿は保水する繊維のため、乾燥に多少時間かかります。)

 

化繊の寝袋の洗濯に使う洗剤

家庭用の中性洗剤で問題ありません。

ただし、柔軟剤入りは避けてください。

 

化繊の寝袋の洗濯手順

ここでは洗濯機で洗う方法と手洗いで洗う方法をご紹介します。

寝袋についている洗濯表示を見ると 手洗い となっているかもしれません。

実は私は過去に化繊の寝袋を何十回も洗濯していますが、すべて洗濯機を使っていて、1度も手洗いをしたことがありませんが特に問題がありませんでした。

理由は、化繊の寝袋自体がそもそも洗濯に強い素材、構造だからです。

とはいうものの、気にされる方は手洗いを推奨します。

 

化繊の寝袋を洗濯機で洗う方法

1 ジッパーをすべて閉じます。

2 寝袋を洗濯機に入れます。

  • 3シーズン用や冬期用の化繊寝袋の場合、ボリュームがありすぎて自宅の洗濯機では容量オーバーとなる可能性があります。その場合は近くのコインランドリーの大型洗濯機を利用することをおすすめします。

3 規定量水がたまったら家庭用の洗濯洗剤を入れます。

  • タテ型の場合は、寝袋が上にプカプカ浮いたりする場合がありますが、その時は洗濯層に手をいれて押し洗いみたいにすると寝袋内の空気が抜けます。

4 洗濯表示にしたがって洗濯、すすぎ、脱水をします。

洗濯機の洗濯層に這わせるようにぐるっと巻いて脱水

  • 洗濯機の洗濯層に這わせるようにぐるっと巻いて加重を分散させて脱水します。これ以外の方法で適当に入れて脱水すると洗濯機がガタンガタンいってエラーになったり、故障の原因になります。

5 外で陰干しします。(乾燥機は繊維をいためるので避けましょう)

  • 自然乾燥にかかる時間は、天候と寝袋の厚さによって大きく変わります。夏用寝袋なら数時間で乾いたりしますが、冬用だと数日かかるかもしれません。

 

化繊の寝袋を手洗いで洗う方法

1~5 は ダウンの寝袋の洗濯手順を参照

6 外で陰干しします。(乾燥機は繊維をいためるので避けましょう)

 

最後に

いろいろと情報を調べて掲載したり、私自身の経験を入れたりとしているうちに、かなり記事が長くなってしまいました。

特にダウンの洗濯に関しては、いろいろポイントが多くて洗濯すようかやめようか気後れする方もいるのでは?と思います。

私もダウンの寝袋を始めて洗濯しようとしたとき「うわー、面倒だなー」と思いましたが、1度やってみると「こんなものか」という感じになりました。

 

どうしても寝袋は野外で使うものですから、なんだかんだで汚れていっちゃうのは仕方ないです。

ある程度汚れて洗濯するかしないか迷ったら、洗濯しちゃいましょう!

洗濯した後の寝袋って、清潔で洗いたての香もして、気持ちいいですよ☆

 

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